1960年代に旧西ドイツ軍の室内トレーニングシューズとして生産されていたデザインを復刻したモデルです。当時製造を請け負っていたファクトリーでは「PUMA」、「ADIDAS」のシューズ生産も担っており、アディダスでは「SAMBA」、プーマは「REKORD」といった名称でアーミートレーナーのアッパーデザインを踏襲したアイテムを製造していました。
この「ARMY TRAINER」のデザインリソースは、「マルタンマルジェラ」や「ディオール オム」といったメゾンでもコレクションに登場するなど、モード界でも人気のスタイルです。
今回のスニーカーは、アッパーは当時のデザインを用い、さらにフォームストリップも同色を採用することで、クリーンでシンプルな雰囲気に仕立て、アウトソールには70年代中盤以降にハンドボール用シューズに採用されていたソールパターンを採用しました。
そのため、ジャケットスタイルのようなドレススタイルからカジュアルスタイルまで合わせやすい、普遍的なスニーカーとなっています。